イベント業界の裏方のプライド
クライアントの希望を安全に、そして確実に形に変えていく。
我々の技術と熱い思いで一枚の絵・一枚の図面を現実のものへと作りあげていく。
その過程と結果が私たち、ヴァンシフトの誇りです
企画営業部 設計 / Sales and Design西丸 政登
私の仕事内容は、クライアントからの相談や図面によって使用部材の強度や安全性を確認し実現化に向けていきます。その際に幅広く、音響・照明・映像作業の割り振りなども考えていきます。
なかでも安全で円滑な設営&撤去ができるかは最も重要な検討事項ですが、コスト面などという制約に応じて機材を適切に選んで設計しなければならないことなどもあります。
ヴァンシフトでは「舞台製作」と一言では語れない、いろいろな体験をすることができます。
体験が積み重なって技術や経験として得た知識を駆使して、様々な問題点をクリアーし、自分が設計をした機材を現場で見ると高揚感に包まれます。
最近は気象状況が急激に変化する状況で、そうした状況にも対応できる設計を考えていく必要があります。屋根シート・壁面シートを気象状況が悪化する前に円滑に撤去できる仕様にするとか、強風にも耐えうる部材とウェイトの適切な配置の仕方。屋根シートに雨水が溜まらない勾配は何度かなど問題は山積です。その問題一つずつを、過去の経験を活かしたり、一級建築士の先生と相談したり、構造計算を用いて設計を進めていきます。
台風が直撃して、現場で夜通し見張りをしていた時、「最適な台風対策を行い、設計上も暴風に耐えうる構造と適切なウェイト配置は問題が無いんだ」と自分に言い聞かせて監視していました。
台風が通り過ぎて、問題なく立派に建っている機材を見た時には、機材を愛おしく思い安堵感を味わいました。
この仕事は何年経っても日々勉強です。毎年更新される新しい機材や新しくオープンする商業施設・ホールそして新しく関係のできるクライアントなど・・・、私には街を歩いていてもテレビを見ていても気になることやアイデアのきっかけになることが溢れています。
何年たっても日々勉強!やり甲斐のある仕事だと思います。